美味しいものは「良い素材」「正しい製法」から生まれます
青森県産にんにく100%!
美味しくて栄養満点!そして安全な原料
にんにく生産量日本一の青森県。ご存知のとおり寒い時期が長く、平均気温は北海道・岩手県にに次いで第3位の低さです。山間部は盆地が多く、夏の昼は気温が高く夜は肌寒いぐらいの寒暖差があり、りんごをはじめとした果物は糖度が上がる傾向にあります。
にんにくは秋に植え付けをし、冬を雪の下で過ごします。厳しい寒さでもにんにくは枯れずにじっと春を待ちます。この強さがにんにくの素晴らしい栄養の秘訣と言えます。寒さが厳しいほどにんにくの糖度と栄養素は増える傾向にあります。
青森県で生産されるにんにくのほとんどは福地ホワイト6片種という、白色の粒が大きめのものです。糖度が高く日本人の味覚にマッチした素晴らしいにんにくです。そして生産者さんとしっかりタッグを組み、よりよいにんにくの生産に力を入れて貰っています。
特許技術による安心の完全熟成
ニオイを減らして栄養アップ!
黒にんにくの作り方自体はそれほど難しいものではありません。家庭用の炊飯器を使って作っている方も多いです。
家庭用の炊飯器での作り方は、保温状態にして2週間~3週間(下の方が焦げるので一日一回程度上下を入れ替えた方がいいでしょう)おいておくだけです。
しかしこれでは本当に美味しい黒にんにくはできません。それは、にんにくが黒にんにくに変化する際に発する「硫黄化合物」が強烈なにおいを発しそれが黒にんにくに付着するからです。また適度な湿度と圧力がなければ熟成にムラができるため、均一な美味しさのものは炊飯器では難しいと思われます。当社でも実際に炊飯器での製造実験を行いましたが、美味しいとはいいがたいものでした。
そもそもにんにくの臭いの原因は、生のにんにくに含まれるアリインという化合物が切ったりすりおろしたりする調理の段階で酵素の作用でアリシンという物質に変化します。このアリシンが殺菌効果を持つわけですが、あまりに強力なため生の状態でたくさん食べすぎると胃痛を起こしたり、何より臭いが強烈です。
長時間加熱熟成することでにんにくの臭いの元であるアリインは、S-アリルシステイン等に変化します。
チルド(屋号:スパンライフ)の熟成特許技術使用者より
当社では美味しい黒にんにく、臭いの少ない黒にんにく、糖度や栄養素の多い黒にんにくの開発を目指し研究開発を進め、2009年に製法特許を取得しました。現在販売している黒にんにくの製法は特許を取得している製法(米ぬかを使用し酵母菌・乳酸菌を加え熟成度を高める)を元にし、更に工夫を加え熟成度を安定させた製法です(特許取得 第4907477 号)。
また製造機も自社専用のものを使っています。安定した温度・湿度・適切な圧力を長時間キープし、また臭いが残らないような処理ができるよう改良を重ねました。収穫時期、栽培地、保存期間などの不確定要素があっても微妙な調節ができるため、常に安定した製品を製造できるようになっています。この製造機も特許を取得しています(特許取得 第5525030 号)
この製法と製造機で作られた黒にんにくの特徴として、
甘味がまろやかで美味しい
きめが細かく柔らかい
にんにく独特の硫黄臭がほとんど感じられない
ポリフェノールやアミノ酸、S-アリルシステインの含有量が多い
ということがあげられます。
ポリフェノール6.3倍 優れた抗酸化作用
アンチエイジングに期待
元々にんにくには100gあたり150mgのポリフェノールが含まれています(当社調査値)。
果物で一番多く含まれているブルーベリーは300mgですので、その約半分です。
(参考:ブドウ200mg・ワイン230mg・コーヒー200mg)
にんにくを当社の製法で熟成し黒にんにくにすると、100gあたり940mgと6.3倍に増えます。
ポリフェノールは植物特有の成分で、主にタンニン(お茶に含まれる)・フラボノール・イソフラボン(大豆に含まれる)・カテキン・アントシアニン・ケルセチン(タマネギに含まれる)などがあります。ポリフェノールの働きとして、コレステロールの酸化を防ぎ、活性酸素の働きを抑えるというものがあります。
ストレスや喫煙などで増えた過剰な活性酸素が様々な病気の原因になることはよく知られたことですが、この過剰な活性酸素の除去にポリフェノールを定期的に摂取することは健康面で考えるといいことと言えるでしょう。
SOD(スーパーオキシド 消去活性)値2.7 倍!
驚きの抗酸化力
SODとは「Super Oxide Dismutase」 つまり「活性酸素を除去する酵素のことです。人間の体内にも存在し細胞の酸化を抑える役目を担っています。
活性酸素は、通常であれば細胞を守る役割を果たしています。ところがストレスなどで増えすぎると細胞自体を傷つけてしまいます。細胞の破壊は様々な病気の原因となり、また細胞の再生にも影響するため肌あれの原因ともいわれています。
元々にんにくには高い抗酸化力がありますが、熟成させ黒にんにくにすることでその抗酸化力は何倍にもアップします。
チルド(屋号:スパンライフ)の黒にんにくは、生のにんにくに比較して水溶性抗酸化力測定(SOD法)では2.7倍(600unit/g)、また一般的な黒にんにくでの油脂溶性測定(DPPH法)では約70倍もの抗酸化活性を測定しました。
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化
S-アリルシステイン
NK細胞とは、腫瘍細胞やウィルス感染細胞に対して攻撃する、人間(動物)が持つの免疫力の元ともいえる細胞です。通常血液中に存在し、細菌やウィルスに対して攻撃し病気等になるのを防いでいます。年齢とともにNK細胞の活性率は落ちるため、高齢になるにつれて様々な病気になりやすくなったり、ガンになりやすくなるということです。
いわゆるウィルスや菌に対する抵抗力というのは、このNK細胞の力に左右されるということです。NK細胞が弱っている人は病気になりやすく、元気な人はNK細胞が活性化していると考えられます。
NK細胞の活性化には「笑う」「睡眠をとる」「(軽い)運動」「腸内環境を整える」などが良いとされています。加えてS-アリルシステインはNK細胞の活性に効果があるのではないかという研究が進んでいます。
S-アリルシステインはイオウ原子を含む無臭のアミノ酸のことで酸素反応によってできる水溶性化合物です。生のにんにくではガンマ-グルタミル-S-アリルシステインというペプチド化合物ですが、熱を加えるなどするとガンマグルタミルトランスペプチダーゼという酵素によってS-アリルシステインに変化します。
血圧を下げる効果
以前より黒にんにくにはGABAが含まれており、血圧を下げる効果やストレス緩和の効果があるといわれています。
GABAの分解を阻害する!
東北医科薬科大学薬学部 佐々木健郎教授と青森県黒にんにく協会が 当社製品である「青森県産豊熟黒にんにく粉末」を使用した分析試験を行ったところ、ストレス軽減等の効果があるGABAの分解阻害効果が認められました。
GABAは、Gamma-Amino Butyric Acidの略称で、γ-アミノ酪酸というアミノ酸の一種です。カカオやトマト等の野菜や発芽玄米等の穀物に含まれ、ストレスを低減する効果が認められています。
しかしGABAは、体内に取り込まれた際に分解酵素によって分解されてしまいます。黒にんにく粉末を使用した今回の試験結果では、GABAの分解を阻害する酵素の働きを阻害する効果が認められ、GABAを効率的に摂取する手助けになるということが分かりました。
詳細は、特許庁の公開特許公報(特開 2019-41760)からご覧ください。
美味しさに自信!黒にんにくはチルド(屋号:スパンライフ)
健康にいいものはもっと食べたい!と思いませんか?